融資を受ける前に返済方法の種類を把握して返済計画を立てよう

融資を受ける際には、返済方法に関わらず融資を返済していく計画をきちんと立てることが大切になってきます。融資金額や融資機関、返済方法や返済金額などを把握してきちんと返済をしていかれるかを慎重に計画し、資金繰り表を作りましょう。なんとなくや思いつきでなんとかなるという思いでは将来的に破綻してしまう恐れも出てきます。
返済方法には、「期日一括返済」や「分割返済」などがあり、期日一括返済は返済期日の日に一括で返済するもの。分割返済は融資金額を分割して返済期日までに返済をしていくものです。
分割返済の中には、元金均等返済と元利均等返済があり、事業の融資に関しては元金均等返済がほとんどと言われています。これは融資金額を均等に分割して返済していくもの。この返済方法は、元金(融資金額)が早く返済されることで少しずつ利息部分が少なくなり、初期の負担が大きくなりますが少しずつ返済金額が減っていくことや元金残高がわかりやすい所が特徴です。総支払額もこちらのほうが少なく済みます。
また、元利均等返済は金利も含めた合計額を均等に割り返済していくもの。初期から完済までの返済金額がおなじという面ではわかりやすいですが、返済の残高や利息部分などの把握については少しわかりにくい部分もあります。ただし、初期の負担が軽いことなどから返済を始めるさいの負担がかるいことなどからこちらの返済方法を希望する場合は、こちらの返済方法を希望することを相談してみるとよいでしょう。
最初に返済のシュミレーションをしっかり考え、資金繰り表を作って慎重に融資を受けるようにしていきましょう。

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