ネットの薬販売禁止のようなことをされたら起業も少なくなるだろう

宮城県在住 O.Wさん(51歳)
どうして国というのは不思議な事をしようとするんでしょうか。不思議な事というのは、逆効果になることです。明らかに「そんなことをしたらみんなから反感を買うし、考えている逆の効果を生む」ということを兵器でします。いわゆる矛盾することが得意ですね。
起業に関することでは矛盾したことがたくさん起こっているように思います。政府は明らかに起業を増やしたいと思っているはずです。そして元気な起業をたくさん作りたいと思っているのに、それとは逆の政策を当たり前のようにやっていて、ホントは増やしたくないと思ってるんじゃないか?と疑いたくなります。
そのひとつが薬のインターネット販売禁止です。別にこれが特別というわけじゃないですが、インターネット業界がこぞってこれに反発していたので、おそらくすごい象徴的なことになるだろうと思いますし、理解がしやすいでしょう。
最近起こったこの現象は薬をインターネットで売れるものを制限しようとするものです。そこまでこの省令には意味があるようには思えず、海外経由で個人輸入している薬などを考えれば、大した効果があるとは思えませんし、真面目な人達を苦しめるものだと思います。
最近の銀行では融資が減ったというのを聞きます。融資が減ったというのは個人へ貸し付けることが減ったという以外にも、企業に貸し付けることが減ったということでもあります。今までは貸し剥がしなどが目立っていましたが、最近では借りてくれないと言われているのです。
今までの銀行がやってきたことを考えれば当然でしょうし、そしてこういう起業をしてもどうしていいのかわからない状態であるとか、そもそも国に邪魔をされてしまうような状態では、融資を受けようと考える人も減るのは当然です。
景気回復のためには起業の力というのは必要不可欠なはずです。少しでも起業しようという人を増やせば、銀行の融資も回復して業績が伸びていくことでしょう。もっとやらないといけないことはたくさんあるのに、どうしてネットの薬販売禁止のようなことをするのか、理解ができません。

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