最近のIT系事業は融資をせず起業できるが、大きくは育つことはない

岩手県在住 Y.Fさん(29歳)
私もそうですが、最近は起業というのもかなり変わってきたと言われています。一応自分でも起業するわけですから、ある程度は勉強しました。そうすると昔から今まで変わっていないこともあれば、変わっていることもたくさんあるなという印象です。
ひとつは一番起業したいと思う分野は多くの人で変わらない、ということです。何で起業したいと思うか、そして起業している数が圧倒的に多いかというと、それは飲食店です。飲食店は多くが起業していて、その分多くの人が廃業しています。どうやらギャンブル的なところも大きいみたいですね。
もうひとつ私がやっているIT系についてなんですが、このIT系というものは、最近の法改正によって起業しやすくなったことを促した友いわれています。ITがここまで普及していなければ、資本金条項は緩和される必要がなかったようです。
どういうことかというとIT系の起業は比較的簡単に行われます。そして資金もほとんど要らないので融資などを受ける必要がありません。そのため資本金も低くてOKということもあって、資本金条項が緩和されたというわけです。
私もそうですがITに関する起業は数十万円もあれば可能ですし、家の中でも作業が出来ますから、昔の感じとはかなり違っていたでしょう。昔は資本金があって、そこに融資を受けて初めて事業として成り立っていたのですから、かなりの差があります。
私も融資を受けたことは今までにありません。自分で融資を使おうと思ったことはあります。それも数十万円の枠で十分ですから、クレジットカードやキャッシング等だけで対応できるということで、銀行に一度も相談したこともないんです。
こういう形態は今までになかった起業だそうです。たしかにそうでしょう。大学生がここまで簡単に起業しようと思うようになったのも、ITのおかげだと思います。私もおそらくITじゃなかったら起業しようとすら思わなかったでしょう。昔と今ではほんとに状況が変わったなとわかります。

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