できないと大変なことになる?融資の金利計算の仕組みとは?

融資を受けたまではいいが、実際にどのくらいの金利が発生するのかわからないという場合、金利を正しい方法で計算できないと大変なことになります。ここでは、金利の計算方法と計算方式について、具体例を交えつつ、それぞれ解説していきます。
金利の計算式は式で書くと簡単ですが、ここでは文章で説明していきます。元金(1)に金利(2)を掛けて、さらに利用日数(3)を掛けてその合計を365で割った金額が払うべき利息(4)の額になります。
では、具体的な例で説明します。100万円を年利15%で3ヶ月借りた場合、半年後に返済するのはいくらになるかとして考えてみます。この場合、元金(1)は1000000です。金利(2)は15%なので0.15です。利用日数(3)は3ヶ月=90日なので90です。
そのため、計算式は1000000×0.15×90÷365=36986.30137となり、小数点以下は四捨五入するので、3ヶ月後に返す金額は1036986円になります。
また、計算方式によっても返済金額は変わってきます。融資を受ける際に、返済の方法について説明を受けるときに、返済方式について説明されることがほとんどですが、一応説明しておきます。元金均等方式と元利均等方式という2種類の返済方式です。通常の場合、元金均等方式によって返済するのが一般的です。総返済金額は、元金均等方式の方が圧倒的に安くなります。ほぼ全ての金融業者は、融資の際に元金均等方式を採用していますが、悪徳金融や一部の金融業者はまれに元利均等方式を採用していることがあります。注意すべきなのは、このタイプの金融業者です。
融資を申し込む時には、返済方式について確認しておかないと、借金の増え方がまるで違ってきてしまうので、注意すべきです。

閉じる